冬キャンプにストーブは必要?
はじめに結論から言います。冬キャンプにストーブは必要(必須)ではありません。が、ストーブは冬キャンプを間違いなく快適にしてくれる心強いアイテムです。
ストーブなしでも冬キャンプの寒さを乗り切る方法について、以下で紹介します。
冬キャンプでストーブを使わない場合
冬キャンプでストーブを使用しない場合、下の3つのパターンがあります。
①電源ありサイトを予約する
ストーブがなくても電源サイトを予約し、電気毛布等を持っていけば、手軽に暖を取ることができます。(屋外用の延長コードを用意する必要があります)
しかし、電源なしのキャンプ場も多いためキャンプ場を選ぶ際の選択肢は狭まります。普通のサイトと比べて利用料金が少し高かったり、競争率高めで予約が取りにくいこともデメリットとしてあります。冬になると割と数日前でもキャンプ場の予約が取れることが多いのですが、電源ありサイトは数に限りがあるため、直前では予約が取れない可能性があります。思い立った時にキャンプに行きたい人は、電源ありサイト以外の選択肢も考えた方がいいと思います。
②ポータブル電源を利用する
ポータブル電源を持参して電気毛布等を使うこともできます。電源サイトに縛られないので、キャンプ場の選択肢が広く、冬キャンプの予約が直前でも取りやすいです。
ただしポータブル電源はかなり高額です。それでも夏のキャンプで扇風機を使えたり、家でも防災対策グッズとして使えるので購入可能な人にはおすすめです。(余談ですが、我が家ではポータブル電源を導入することでキャンプが家のように快適になりすぎたり、依存してしまうことを恐れて今のところ見送っています。でもずっと気になってはいます↓)
③ストーブなし、電源なしで乗り切る
ストーブなし、電源なしでも、万全な防寒対策をとれば冬キャンプは可能です。
筆者は冬キャンプデビューをした1年目はストーブなし、電源なしで徹底した防寒対策をとって乗り切りました。(関連記事はこちら)
ただし寒がりの大人にはなかなかきついです。寒さ対策が不十分であれば体調を壊すリスクもあります。
最高の鍋を味わいたい人にはおすすめです。
我が家がストーブを導入した理由
我が家では石油ストーブを導入してから、冬キャンプが驚くほど快適になりました。
冬キャンプデビュー1年目の当時、下の子が3歳で言いつけを守ることができないためストーブはやけどの危険がある、一酸化炭素中毒は子どもはとくにリスクが高く、自身で症状を訴えることも難しいため恐ろしいものだと思い、ストーブの購入を見送っていました。
しかし次の冬に石油ストーブを導入しました。子どもが言いつけを守ることがある程度できるようになったためです。一酸化炭素中毒の危険性はあるけれど、一酸化炭素チェッカーを2個使用し、換気を徹底すること、一酸化炭素中毒への理解を深め、決して油断をしないこと(重要です!)で石油ストーブの使用に踏み切りました。
ストーブ導入に必要なもの
ストーブと言っても、ガスストーブ、薪ストーブ等もありますが、燃料のコスパが良く、手軽に使える石油ストーブがおすすめです。
石油ストーブは我が家ではトヨトミのものを使用しています。↓
ストーブを持ち運ぶカバーはこちらを使用しています。↓
一酸化炭素チェッカーは2個使用しています。↓
あとは石油ストーブ用の灯油入れが必要になります。5Lのものを1泊で使用し、2泊の時は5Lの灯油入れを2つ持参しています。
以上、冬キャンプにストーブは必要?という疑問の参考になったでしょうか。
我が家の体験談から冬キャンプには石油ストーブがおすすめですが、他の選択肢のメリットデメリットを比較して、自分たちにあった方法を選んで、冬キャンプをぜひ楽しんでくださいね。